(第6回)自分への自然回帰:目標達成はコツコツレベル感でどうぞ

こんにちは、\イッカク です。/

前回では、自分を自然体で

「強烈な集中」ができる様に
ある程度分けて

目標を設定することについて話しました。

では、今回は
レベル.jpg
その目標のレベルについて考えて
みましょう。

一度立てた目標設定は

ある程度、最終到達目標より

ずっと
身近な部分に分けてはみたと思いますが

習得すべき目標があまりにも

高度なレベルに
設定すると、すぐさま

「あーあ、やっぱり無理だわ…」と
感じて

やる気が無くなってしまいます。

だからと言って、逆に

すごく低いレベルでは、すぐに
飽きてしまいます。

人間とは、自分に都合の良いように

自動的に解釈するので
そのときそのときの

「高揚感」だけで

習得を判断してしまうと

投げやりにって、いつしか

挫折にいたってしまう
ということがよくあるものです。

人間は、山あり谷ありが自然体です。

やる気が出なくなる日や

朝から「高揚感」が漲ったかと思うと

午後からは、急にテンションが

下がってしまうときもあります。

アップダウン.jpg
それが人間ですから

自分を否定する必要は無いのです。

だから

朝から雨降りで、気持ちも

憂うつな朝のスタートはとても辛い

という場合もありますよね、

だれしも。・・・

なので、目標設定でのレベルは、

何を基準に

決めたらよいかと言うと

ようするに、

毎日、無理のないような

レベルでコツコツ進むように

仕組むことです。

コツコツ.jpg
そのためには、人が目標に向かって

行動を起こし

それを続けさせるものが必要となってきます。

それは何でしょう?

それは、

その行動を続けようとする

 

気持ちとか

こころです。

 

そう、「心理的な根拠」が必要なのです。

 

これを、一般に
「モチベーション」と言うようです。
モチベーション.jpg

簡単に言えば

 

「オレがマッチョのような筋肉マンになって
彼女に気に入ってもらえる・・・

だから
カラダを鍛えて筋肉をつけたい」

「よっしゃっ、毎日3時間筋トレだ!」

とモチベーションを

割りと高い状態のときに
目標を設定しました。

 

これで、その後は
どうなったか・・・

たぶん、やり遂げるのに

モチベーションが最低の日に

挫折か

目標の再設定

したかのどちらかが多いようです。

なぜ、そうなったかの
原因があります。

「ハイ状態のモチベーション未満の

低いモチベーションも顔をもたげてくる日が

必ずあるんだ」

という事も考慮した

目標設定をしていなかったためです。

これは、設定戦略ミスですね。

なので、「人間は山あり谷あり」なので

(あまりに低い谷も良くないですが)

谷のレベルにある程度、合わせて

日課のレベルを設定すれば

無理なく、毎日続けられるのだと

思います。

koubai.jpg
これは、
勾配のパーセントをきつめに
するのではなく

自分にあった勾配の数値を

決める

ということと同じです。

そこで
突然ですが

提案です。

治水工事などで

通常、水の流れを
スムーズに行うには

2%の勾配が必要です。

この「2%の勾配」を使うのです。

つまり、水が畑や田んぼを
潤すための側溝を

掘るのであれば100メートル行ったら

2メートル上る感覚です。

これが自然に即した、

コツコツレベル感だと
自然に則した感覚であると感じます。
OK.jpg

なので、たとえば

筋骨隆々の筋肉をつけた人に聞いて

どのくらいでそんな体になったのか
訊いてみると良いのです。

「週3回、xxメニューで1年で成ったよ」

で総時間を割りだしてみて

★ジムで、

1回2時間×週3回=6時間

年52週×6時間=312時間

★毎日自宅で

10分×365日=年約60時間

合計到達時間数:372時間

年間時間:365日×24時間=8760時間

彼の「習得勾配」は
=372時間/8760時間
≒0.0425(約4.25%

とした場合

あなたの無理しない

コツコツ感は2%勾配だとすると
合計到達時間数:372時間(ココ変わらず)
あなたの
全工程時間:372時間/2%
=18600時間
≒2.125年

なので
彼:   8760時間(1年で完了)
あなた:18600時間(2.125年で)

あなたと彼との配分比較
8760/18600≒0.471

なので、彼の分の47.1%分を

あなたのカリキュラムの分量とすることで

約2年かけて、無理なく

筋肉マンが完成するという考え方です。

たとえば

ジム通いを彼が6時間使うところを

6×0.471=2.826≒3時間と
決めて

週3回、1時間のメニュー

あるいは
週2回であれば1時間30分のメニュー

という

コツコツレベル感で続けて行くのは
どうでしょうか?
完成.jpg

一つの例でしたけれど

このように、自分で数値化して

みるのも、明確になって

モチベーションが維持できやすいのでは

と思います。

そして、日々

モチベーションを下げない工夫を心がける

必要があります。

それは

「オレは完璧にやらなければいけない」

とかいうような価値観が危ないです。

あるいは

出来栄えの悪い結果を見て

「やっぱり、オレは無理かも・・・」

とかいう、
結果だけを見て自分を

落ち込ませてしまうのも

ひとつの罠に自分がはまってしまう

事になります。

もしかして、

その出来栄えが良くないのは

あなたの力量かもしれません

もっと勉強すれば良い

環境が整っていなかったのかもしれません

悪い環境でやらないか、環境を整えよう

 

あなたの経験不足が起こしたものかも

経験は成功の母、ドンドン経験しましょう

そうです、
否定的なマインドにならないように

日々気をつけましょう。

だからといって

自分を元気にしてくれる

あるいは理想の自分になる

ためにするものを

忘れては、ならない

ものがあるんです。

それはなにか?

それは、

自分に
おまじないを

かけることだといわれています。

「アファメーション」

という言葉だそうですが、、、

このようなことばを、

毎日何度も

繰り返して自分に言いきかせる
ことで

自分の脳に働きかけ、

その脳の実現能力をフルに使い、

その通りになっていくと

言われているものです。

例えば、

「お金をたくさん得て、

ステキな別荘を買い優雅な生活をしています」

と言うふうに唱えるようですが・・・

このように「自己啓発」系を信じて

毎日アファメーションを
したからといって、

人の人生は、大きく変わったり

思うように、良くなったり

というようなことは

まったくの幻想世界
幻想世界.jpg

追いかけているような気がして
なりません。

それより

自分を元気にしてくれる

 

あるいは理想の自分になる

 

ためにするものは

毎日のコツコツの

改善・改良に集中することです。

改善改良.jpg
これに時間をかけたほうが

良いと思います。

では、また次回をおたのしみに

(7回へ)
(5回へ)


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