こないだ、雨に濡れた夜、
帰宅途中で、転んじゃいました。
上着やズボンが汚れ、、
そして、手の甲や肘、腕に
自然と身をかばったせいか
すり傷、切り傷、少々の打撲、、
ひどい目に遭いました。
対向車が来なかったのが
不幸中の幸いなるかなです。
もちろん、傷ついたカラダと
汚れた手足を風呂場で洗ったのは
云うまでもありません。
ただ、その時の湯舟は
「とっても~♪
おちついて、温まりました」
ということで、
カラダの傷についた部分の土塊を
をきれいに流して、
ヒリヒリしたけど、
さっぱり、してくれたのは?
そうです!
「せっけん」でした。
石鹸です。
という漢字になりますが
硬いイメージになってしまって
なにやら
それって、戦前の「せっけん」?
みたいに思ってしまいます。
ところで、石鹸は、
発明品でしょうか?
知恵袋に石けんの始まりについて
載っていました。
ソース:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1056449600
<引用開始>_________
・・・紀元前3000年頃にまで遡
ります。・・・シュメール人は、
木灰に様々な油を混ぜて煮たもの
で、塗り薬や織布の漂白洗浄に使
用していたようです。
・・・石鹸の製法について、
「石鹸は油脂1部とポタシュ
(木灰)5.5部で作る。
ポタシュは穀物の肥料と人の清潔
をもたらす自然の恵みである」と
残されています。・・・
・・・また同じ頃、
古代ローマの時代に・・・
羊から滴り落ちた脂と木灰が
混じり、自然の石鹸が偶然
できました。・・・
<引用終り>_________
ということで、
自然発生的に偶然に
発明というより「発見」した
のですね。
ここで、自然からの
清潔をもたらす贈り物という
観点で捉えると
非常に原理・原則的に
参考になります。
飯島秀行氏の考えが
よぎりました・・・
「ザ・フナイ」2011年6月号より
<引用開始>_________
石鹸とは何でしょう。普通石鹸と
いうと、物の汚れをおとすと誰も
が思います。
汚れとは何でしょう。汚れとは
酸素欠乏です。
酸素が減少すると悪臭になり
腐敗に繋がります。
人間も酸素が減少してくると
シミやソバカスに
変化してきます。
一種の汚れです。従ってシミやソバカスをおとす
のは、酸素を補充する以外ない
のです。酸素を衣服等に補充する
には、一つの原理しか
働きません。
洗濯機を回すことで洗濯機に
水圧がかかります。
圧がかかった分だけ
酸素を吸引します。
洗剤を使用するのも、
酸素を呼び込む条件に
すぎません。
洗剤が汚れを落としているのでは
ないのです。「生きている石鹸・クリーム」は
、酸素を呼び込む吸引力の力で
構成されています。
石鹸は油脂と純石鹸、
クリームは油脂で作っているので
、口に入っても問題ありませんし
、排水も害はなく、むしろ
微生物の餌になります。使用することで、
吸引のサイクルに変化
していきます。
そして本来自分が持っている
自然治癒力により、
良い状態となっていきます。このような話を聞きました。
ペットの猫が交通事故に遭い、
足に大怪我をしたそうです。
急いで動物病院に連れていき、
処置をしてもらいましたが、
日に日に腐ってきたとのこと。
そこで、包帯をとって、
薬をふき取り、生きている
クリームをとかしたものをかけて
あげたそうです。そうすると、
翌日には歩き回っていた
そうです。また、数年前、テネモスの
メンバーが、作業中に右手親指を
機械にはさまれ、先のほうが、
粉々に砕けてしまいました。
病院では「骨折だと元に戻るが、
こうなってしまうと無理だ」と
言われました。しかし、家に
帰って同じような処置をした
ところ、痛みもとれ、どんどん
良くなり、3日後に病院に行った
際も、大変驚かれたそうです。
現在、彼の指を見ても、以前
そのようなことがあったとは
全くわかりません。同様にシミやソバカスが薄く
なってきた、肌の状態が
良くなった、花粉症のかゆみが
軽減された等の声をいただいて
おりますが、この商品は
異常なサイクルを
正常なサイクルに戻すきっかけに
すぎません。例えば、生きているクリームは
もともと牛の乳房炎の治療のため
に開発されたものです。
しかし抗生物質をたくさん処理
されている牛には効果が見られ
ませんでした。抗生物質は
放出サイクルなので、その力の
方が強かったのです。人間も同様です。
せっかく吸引のサイクルに戻す
力が働こうとしても、放出力の
強いものを使用したり、
考え方自体が異常なサイクル
(=怒りっぽい、くよくよ悩む)
であると、正常なサイクルには
変化しません。この商品を使うと安全だし
効果があると考えるよりも、
考え方を正常サイクルに
安定させることが最も重要です。
<引用終了>_________
汚れとは
酸素欠乏状態だったのですね。
なので、、、
清潔にするとは、
吸引サイクルに
戻してあげる、
そのように促進してあげることが
ポイントでしょうか。
ということで、
世の中、せっけん、と云っても
添加物という成分が、
結構含まれている製品が
実はほとんどです。
なんと、添加成分が入っている
化粧石鹸ですと、
その添加成分名は
■(保湿)グリセリンや糖蜜など
■(香料)天然のハーブやエッセ
ンシャルオイル、合成香料など
■(着色)ウコンや紅花などの
天然色素や人工的なもの
■(変質・酸化防止)エデト酸や
パラベンなどなど
この添加成分が
石鹸全体の若干7%未満
で、残りの
93%以上の純石鹸と呼ばれる
脂肪酸ナトリウムや
脂肪酸カリウム成分が
あるものが
JIS規格の化粧石鹸では、
「石鹸」と表示できることに
なっているそうです。
石けんは、、単に云えば
脂肪酸ナトリウム(脂肪酸)と
脂肪酸カリウム(アルカリ)の
ことだそうです。
石鹸をつくる「けん化反応」
を私の苦手な化学式で
見てみましょう・・・
CH2-OCOR
|
CH-OCOR+3NaOH
|
CH2-OCOR
上記のように油脂成分に
水酸化ナトリウムNaOHが加わります。
Rは炭化水素基で
油脂の種類によって
異なるそうです。
↓そうして、化学変化すると
CH2-OH
|
CH-OH + 3RCOONa
|
CH2-OH
という
高級脂肪酸のナトリウム塩
の「石けん」となります。
ハイ。
また、石鹸の洗浄力は
「あわだち」によって違います。
泡立ちが良ければ、それだけ
洗浄力は発揮されます。
なので、
せっけんの泡立ちが悪い
硬水でせっけんを使うと
泡立ちが悪くなります。
これは硬水に含まれるカルシウム
やマグネシウムが、せっけんの
成分と化合するためです。
硬度が120-180mg/L
以上の水になると、日本の
アルカリ性せっけんは使いにくく
なると言われています。
また、よく云われる
せっけんカスがあります。
これは、せっけんがカルシウムや
マグネシウムなどの金属と
反応して凝固する状態を言い、
洗浄力のない
「金属せっけん」を作ります。
当然に、水に溶けにくいため、
シャワーで体をすすいでも
体表でヌルヌル感が残ったり、
髪のゴワゴワ感の
原因となります。
また、ときに洗濯物に、
せっけんカスの白い斑点が
残ったというような経験を
した方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。
その場合、カルシウムや
マグネシウムなど成分が含まれた
風呂の残り湯とか井戸水を
使って、洗濯したときに
起きた可能性があります。
ところで、なぜ
せっけんは汚れを落として
くれるのでしょうか?
それは、下記の図のように
石鹸の分子構造を見れば
わかりますが、、、
油と仲良くなる部分
(親油基または疎水基)
と
水と仲良くなる部分
(親水基)
があって、ひとつの分子の中に
水と油という性格の違う
本来はそれぞれ、溶けない
間柄なのに
一つにつながっているものが
「界面活性剤作用」と
呼ばれています。
この特徴は、、、
親油基は汚れや衣類と結びつき、
親水基は水と結びついて、
つまり、汚れや繊維の
すき間に水がしみ込み、
なんと、
「汚れを水の中へ取り出す」
ことができる。
自然からの贈り物なのです。
ちなみに
界面活性剤の分子の大きさは
1mmの約50万分の1です。
この界面活性作用をもたらす
天然の物質には、
サポニンやリン脂質、
ペプチドなどがあって、
たとえば、
ムクロジという木は、
別名をセッケンノキ
といわれているのを
ご存知でしょうか。
これは、実には沢山の
サポニンが含まれており、
その界面活性作用で
泡立ち、この実の果皮を水に
浸けてこすると、
石けんのように泡だって、
汚れを落とすことができます。
さてさて、ここまで
お読み頂きまして
ありがとうございます。
先程、石鹸をつくる
「けん化反応」を化学式で
見ましたが、実際
けん化反応で石鹸をつくる
動画が、メーカーさんによって
コマーシャルされていますが
御覧くださいませ。。
なるほど、「Rは炭化水素基で
油脂の種類によって異なる。」
というものでしたが、
上記では
保湿成分の「グリセリン」を
指していたのですね。
しかも、、、
『釜炊き十年の熟練の職人技』
でしか、製造できない
というのであれば
価値観が、高まります。
なぜならば、
どんなに正確にロボット化しても
人間の感性による
天然に沿った製品は
人間にしか
できないのでは無いのか
と思えるからです。
AIシンギュラリティが
起きても
この
『釜炊き十年の熟練の職人技』
は、AIロボットには
絶対にできないと思います。
なぜそう思うか?
人間の意識が「石鹸」という
結果に結びついているからと
思います。
そして、それが、吸引サイクルと
結びつくことで、
汚れを落とし、様々な
良い環境へと波及していく。
酸素補給状態をつくると
思います。
そのためには、
自然サイクルとして
吸引サイクルを起こしてあげる
吸引サイクルを起こすには
(促進をかける)
1.放出サイクルを排除し
吸引サイクルへ転換する
・人間の暗い気持ちの排除から
明るく軽やかで豊かな気持ち
(できるだろうか?、ではなく
そのような気持ちに切り替える
最初は、できなくとも
切り替える習慣が功を奏する)
・空気が澱んだ環境の排除
部屋の空気、人間関係の空気
どれも、風通しを良くする。
・腐ったものは捨てる
傍に置かない、居ない。
いつまでも、ゴミや汚れを
そのままにせず、後片付けを
キチンとして、清潔であろうと
心がける。
人間関係で云えば、
愚痴・悪口など
毒素を吐く人間を寄せない
行かない。交わらない。
ちなみに、トイレ掃除は
気持ちを吸引サイクルに換える
2.吸引サイクルを起こすために
余計な添加物は不要
・無添加のモノを使用する
・見た目、匂い、味、色に誤魔化
されず、天然由来のモノを使用
3.圧をかける
・洗浄であれば洗濯機内に
吸引圧がかかりやすいように
整える。
洗濯槽内のカビは放出サイクル
なので、このカビを付けたまま
いくら洗剤を強力に使っても
カビは増殖し、つかえば使う
ほどカビの抵抗力は増える。
なぜ、カビが増えたのか?
原因をかんがえなきゃダメ。
だから、この根本原因を
つきとめ無い限り、洗濯物は
いつもカビ臭くなっている。
このカビは、腐敗です。
腐敗の原因はアルカリの放出。
自然というものは中性力を
保とうとしますから、
酸性が洗濯槽内の壁に付着する
と、アルカリが流れ込む。
アルカリは放出ですから、
腐敗発生です。
ということでしょうか。
せっけん
にまつわる事で、
「吸引サイクルを起こすには」
を意識して、
洗顔、洗浄、洗濯の各やり方と
洗剤・せっけんに
何を選ぶのかがポイントです。
では、また。
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