コンセプチュアル思考の基本的な態度

こんにちは、\Soujya です。/

先に
「コンセプチュアルな思考
について」を書きました。

今回は、その思考の方法とは
基本的に、具体的には
どうなんだ!

という、疑問が湧きますので
そのへんのことについて
述べます。

この地球上で、人間が考える事。
それは、日常茶飯事ですが、
その「考える」とは、

もう少し、掘り下げてみましょう。

何か、課題や問題が、
新たに発生しました。

そのケースは、初めてです。

すると、人は考えます。

解決方法は、
これまでに、
やったことがなく、
新しいやり方(対処法)を
組まなければならない。

というのが、よくあります。

どのようにすれば、
よいのか?

経験したことや知識として
知っていることであれば
なんとか、対処ができる可能性が
大きいです。

知らなければ、
ヤバイ状況に変化したり
陥ったりと、なりますので
必死で
「考える」ことが
必要になってきます。

じゃあぁ、どう「考える」のか?

どうすれば
よいのでしょうか?

そのときにポイントになるのが、

「抽象的に思考し、
具体的な行動に落とす」
という考え方なのです。

どうゆうことかと、、、
抽象的に思考する
習慣が出来ているか

ということです。

つまり

それは、、、
たとえば、何らかの製品(商品)に
ついて、考えてみると、・・・

その商品は

誰がつくったのか?
誰が運んだのか?
誰が購入したのか?
誰が利用してるのか?
何によって壊れたりするのか?



というところまで、

対象となるモノの起承転結や
ライフサイクルを辿って考える。
などを行い、

次に、上述した過程で考えた
ことを別のモノゴトに置き換え
られないかを考えてみる。

そして、
似た事例をいくつか発見したら、
最後にそれらの共通点を
考察し具体的な物事から

共通点を見つけ出す、という
地道な抽象的思考の日々の
トレーニングによって、培われる
ものなのです。

「具体性A」?共通点?「具体性B」
        ↓
 法則性、規則性、意外性の発見…

そうすることで、様々なモノが
発見され、思考の頂きである
「感動」を呼び起こす可能性が
あるのです。
これは、一種の
宝探しかもしれません。
(期待しないほうが良いですね)
しかし、常に思考のプロセスの
幅も広がり、
より様々な角度からの視点を持つ
ことができるように
物事を深く考えていくように
なるのです。

物事に対する思考を深めるには、
一度目をつぶってみて、
上述のような思考トレーニングを
行えば、徐々に考え方も
多様化し、思考する際に
物事を抽象的に捉えた判断や
意思決定が行えることにつながる
と言っても過言ではありません。

では、
地道な抽象的思考の日々によって
鍛えた思考力で、考える
具体例を挙げてみましょう。

そうですね…自動車事故の例を
考えてみましょう。

ある見通しのよい道路で
事故が起こりました。
雨の日だったのです。
そして以前から、この道は
何度か事故が起こっており、
事故防止について、何らかの
対策を打つ必要あり!

ということになりました。

そこで、関係者は
事故の原因として、
「スピード超過」、
「わき見運転」、
「携帯でしゃべりながら運転」、
「写真を撮っていた」、
「スリップした」
などが原因として挙がりました。

これは具体的な
原因ということになりますが、
これまでに同じような
原因に対する対策はしたことが
あってもそれは
別の道路での話であって、
ここでは

一から考えていく必要があります。

そこで、
一つ一つの原因を潰すことを
考えるとその原因で起こる事故は
防止できても
他のものは防止できない可能性が
大きく、個別にすべての原因を
潰していくことはモグラたたき
となって、コストが膨らんで
しまうことになります。

ここで問題を抽象化して
考える必要が
生まれるわけです。

そのためにまず、問題を定義する
ために原因を抽象化します。

抽象化のキーワードの出し方は
さまざまありますが、
一応、ここでは
「無礼な運転」を問題だと
考えます。
そして、無礼な運転をなくすには
どうすればいいかを
考えるわけです。

たとえば、
「無礼な運転をすると
身の危険を感じる
工夫をする」といった
解決策を考えます。
この解決策を見ても、
何のことかわからないと
思った人が多いと思います。
その通りです。

抽象的で何を言っているか
よく変わらないわけです。

よく、昔から
日本人は、三現主義の民族である。
と云われて
「現場」・「現物」・「現地」
主義での改善によって成長してきた
といわれています。
確かに、
「抽象的であることはダメ」だと
いわれて、日本の現場は素晴らしいものがあります。
なぜかというと、、、
大きな理由は、
「あいまいでイメージが
全員で共有できないこと」、
「行動に結びつかないこと」
の2つにあるといいます。
なので、できるだけ現象や
データで考えようというわけです。

しかし、現在にきて
ほころびが出てきています。
これまでのやり方では
Newタイプが生まれて
こないのです。

それは当たり前です。
具体的なことをいくら
百万回考えても画期的な
アイデアは出てきません。

抽象的なレベル、
つまり、全体を貫く基本的な
視点・観点・考え方である
とコンセプトレベルで考えた
場合に、
はじめて新しいものが
生まれて来るのです。

もしかして、これを読んでおられる
管理監督や経営者の方の職場や
会社は、同じ古い過去の
具体思考で、組織のコンセプト
を決めていませんか?

これまでの三現主義から云って
抽象的に考えることが問題。
なのではなく、
抽象的に考えることが
必要だったのですが、
そこで留まっったままですと
いわゆる「抽象的なのはダメだ」
といわれる状況が起こって
きていました。
そこで、抽象的な答えを
具体化するという
ステップが必要になっていた
わけです。

「無礼な運転をすると身の危険を
感じる工夫をする」には
具体的に何をすればいいのかを
考えてみるのです。
たとえば、スピードを出すと
車のラジオのスピーカから異常音
を鳴らす仕組みとか、
いろんなアイデアが出てきます。
それが有効かどうかは
やってみないと分かりませんが、
実際にやってみて、
うまくなければまた新しい
具体的な仕組みを考案すると
いうわけです。
これが抽象的に考えて
具体的に行動するということです。

このプロセスは意外と
ヒット商品を生み出した会社が
辿った、流れに似ています。

なので、具体性だけでは
改善以上のアイデアはでない
と思っておくべきです。

具体的にだけ考えても
改善以上のアイデアは
出てきませんし、
改善には限界があるのです。

過去の積み上げは
いずれ行き詰ります。

行き詰まりとしての
揺らぎを感じたら、
経営者は
そこで求められるのは
「考え抜く」ことです。

それすなわち、
抽象度を上げて
本当にいろいろなこと、
いろいろなケースを
考えてみることなのです。
これが
コンセプチュアル思考の
基本的な態度だと言えます。

では、また。


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